鹿児島の御茶碗屋つきの虫の毎日のお仕事

染貫

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今日の話題は、白薩摩の貫入。

白土に微細な貫入を有する白薩摩は、貫入に入り込む汚れに弱い。

生地を充分に焼締、生地へ染み込みを防ぐこと。
貫入のヒビそのもののクラック間隙幅を狭くすること。
が重要になる。

が、
粘土や長石、焼成の組み合わせは無数にある。
窯元により、汚れが入り易かったり、入りにくかったりはあっても、完全に防げことは不可能。
だって、隙間があるんだもん。
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防水剤も効果が薄い。
効果が強いと、貫入が見えにくくなり、魅力がなくなったり・。

そこで、僕がえらんだ方法が
"染貫"
他産地ではよく使われている方法。
栃渋や柿渋、炭液、顔料などで貫入に色を入れて、装飾としてしまう方法だ。

白薩摩では、あまり使われない。
白をわざと汚すなんて…
と考える
そんな気質なのだろうか?^ ^

じゃあ、かっこ良く染めてやると
悪戦苦闘。

この場合、逆に、色が入りやすい方が好ましい。
今まで、白薩摩作家が工夫してきた真逆な方向へ。

白薩摩を染める。
"染貫"

まだまだですが^ ^…。
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by tukinomusi | 2014-07-07 10:06
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