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鹿児島の御茶碗屋つきの虫の毎日のお仕事

エントツの火は道しるべ

エントツの火は道しるべ_c0015544_21144159.jpg

よく判らないと思いますが、エントツの先端から、炎が出ています。
エントツの高さは2Mくらい。エントツの炎で還元を測ります。
風が強い時は、窯の中に風が吹き込んで、バーナー口から、吹き返しがきます。火が消える事もあります。
今、焼成の真っ最中!チビチビやりながら、15分おきくらいに窯を見に行きます。
バーナー音はそれほどしませんが、窯が共振して、ゴーゴー言ってます。
あと2時間くらいです。(今1150度位)
ほんのチョッと、ダンパーや油量、をいじるだけで、昇温も還元も変ってきます。
だから、目盛は目安程度にもなりません。

おっと、ちょっと見てきます・・・・・・・。

・・・

カーボン付着が増えてきて、バーナー炎を邪魔してきました。
このままいけるとは思いますが・・・。

でも、チョコチョコ見たほうが良さそうです。

イッテコイ窯のため、温度差がかなり出ます。あっちをたてればこっちがたたず、です。

エントツ下がバーナー口で高温になり、しかも一番重量がかかっているため、その部分の煉瓦はいつも気になります。
ここの煉瓦が割れたら、致命傷です。ヒビはすぐ補修します。それでも、あと何年使える事やら??設備費用を貯めていかないと、まずいです。

おっと、また見てきます・・・・・・。

・・・

ダンパーをチョンと引き、油量をコツンと上げ、2次空気をトロンと増やしました。
なぜそうしたか・・?説明はうまくできません。それがいいだろうと思ったからです。
窯がちょっとナーバスになってきました。

さて、また、行ってきます。

by tukinomusi | 2005-11-26 21:51
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