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鹿児島の御茶碗屋つきの虫の毎日のお仕事

職人と作家の間に、僕のような凡庸な陶芸家がたくさんいます。それでも考えて考えて作っているのです。


100個の茶碗をつくる
最後の20個は肩の力も抜け、心地よくいい感じ。
職人と作家の間に、僕のような凡庸な陶芸家がたくさんいます。それでも考えて考えて作っているのです。_c0015544_905437.jpg

80個はちょっと不満

作り直す?
いやそんなことしだすと2000円の茶碗が4000円になっちゃう
削りをいれて、釉薬かけて、1200度で焼くとそれほど違わない
お客様は100個から自分の茶碗に出会う

職人を極めれば、100個同じ感覚でつくる
毎日同じ100個をつくる

作家を極めれば、20個から更に絞って1個を生かす
100個分の魂を1個に宿らせる
職人と作家の間に、僕のような凡庸な陶芸家がたくさんいます。それでも考えて考えて作っているのです。_c0015544_985145.jpg

僕達のような凡庸な陶芸家は
その中間で悩み続けます





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http://tukinomusi.jimdo.com/


by tukinomusi | 2012-07-02 09:19 | 作陶の話
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