鹿児島の御茶碗屋つきの虫の毎日のお仕事

バタバタと・・・Ⅱ

窯出しでした。
磁器と白薩摩の本焼。
磁器は問題なく上がってきました。
白もんを出すと・・・なんと・・・
口辺部の釉チヂレです。
60個以上ある湯呑みやカップ全部!!
ありえないっ!!
もともと白薩摩は、釉薬と生地の収縮を合わせずに貫入を発生させる不安定な関係。
細やかな、きれいな貫入は特に気難しく、伝統のユス灰調合では釉薬と土との相性も大切・・・。
したがって、口辺部など微妙なところは釉薬がチヂレやすい。
なので、素焼きを通常より高温で行い、釉の厚さも厚過ぎず薄すぎず十分気を使います。
。。。
っと、解った風なことを書きつつ・・・大失敗。
。。。
しかも、時間がない。
。。。
すぐさま、まだ、熱い器に釉薬を塗り直し、再度窯詰め。
。。。
これでも、ちゃんと直るか?どうか?
。。。
又今日もバタバタと過ぎていく。

白薩摩の釉薬と土をもう一回見直さないと・・・。
。。。
全部の予定が・・・・狂ってく・・・。僕も・・・狂ってく・・・。


明日は明日の風がふく・・・よね。
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by tukinomusi | 2008-12-04 18:34 | Trackback | Comments(4)
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Commented by kikougama at 2008-12-04 19:56
虫さん 今晩は!
磁器と白薩摩一緒に焼けるのですか?
我が家もバタバタしていますが・・・何とかなるでしょう!!
                      息抜きも必要ですよ   キコウ  

Commented by 虫太郎 at 2008-12-05 09:42 x
>kikouさん
磁器は還元が一般的ですが・・合えて酸化。
酸化も真っ白でけっこうおつなもの。
温度は磁器としては低めの1265℃。
磁器といっても、この土は半磁器系なので十分な焼締まり。
高すぎるくらいかしら。FO1250でも十分いいと思います。
Commented by kikougama at 2008-12-05 18:43
虫さんへ
良くわかりました。白薩摩が温度が高すぎってことはないのですか?
又いろいろ教えてくださいね!
                                    キコウ
Commented by 虫太郎 at 2008-12-06 17:44 x
>kikouさん
そのとおりです。白もんにこれはちょっと高いです。
ちぢれの要因のひとつがそれにあります。
釉薬が溶けたときの表面張力と粘性の関係がおおきく、高い温度で粘性が少なくなった状態で、表面張力が残ると、縮れる可能性が大きくなります。ただ、釉薬の溶け具合のこともあり、いままだそのへんも探っているところです。
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